機器やケーブルが劣化して機能が低下すると、次のようなトラブルがテレビ画面上に発生する。
(1)アンテナの劣化や折損あるいは増幅器の機能が低下したりしてテレビの入力レベルが不足すると、スノーノイズが発生してざらざらした画面になる。
(2)増幅器が故障すると混変調が起こり、画面に受信されていないチャンネルの映像が薄く現れたり、しま模様になったりする。
(3)ケーブルが劣化して不良箇所が生じたり、何らかの原因で損傷を受けたりすると、そこで不整合が起こり画面の色がにじんだり、細かなゴーストが発生したりする。
(4)分配器や分岐器の機能が低下すると、ローチャンネル画面の映りが悪くなったり、スノーノイズが発生したりする。
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