日本建物保全株式会社
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ビルの機能がいつでも安全に維持できるようにメンテナンスを常時行っております。

保守契約のお客様には24時間体制でサービスしております。



給排水のメンテ空調・換気のメンテ電気のメンテ防災のメンテガス設備


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ビル内の設備機器
地下街、ビル、マンション、アパート、などのガスもれによるガス爆発事故やガス中毒がたびたび新聞紙上を賑わしています。これらにみられるように一人ひとりが注意を怠たるとたいへんな事故につながります。石油、ガス燃焼器具による火災に注意するとともに、器具から発生する有害物質による室内空気汚染を防ぎましょう。
快適な生活環境を維持するため換気には十分注意し清浄な室内空気を保つよう努めましょう。指導指針では、ガス設備、電気設備、燃焼器具等の構造設備及び維持管理について定めています。


b)給排水設備とは?
人間が生活するためには、水は不可欠なものであり、特に飲料水は水質基準に適合した衛生的な水でなければなりません。
高層建築物では、受水槽→揚水ポンプ→配管→高置水槽→配管→給水栓等の順に給水され、不衛生にならないように、配水する必要があります。
c)給排水設備の定期検査
給排水設備が正常に機能し、不衛生な飲料水を供給しないよう、給水設備機器、排水設備機器、配管等の状況を検査すると共に、水質に関しては、測定器を用い残留塩素濃度を測定します。
改善個所のある場合は、修理、改善等のアドバイスを行います。



d)常日頃の手入れと注意事項
給排水設備は、常日頃のちょっとした注意及び維持管理により、衛生的な水が供給でき、不愉快な臭いのない健康的な生活ができるのです。

手入れと注意事項
◆受水槽等は、定期的に清掃点検し、汚れ等の除去を行いましょう。
◆排水槽等は、定期的に清掃点検し、汚泥・スカム等を除去し、悪臭を防止しましょう。
◆グリストラップの阻集物は毎日除去し、1ヶ月に1回以上点検しましょう。

◆屋内排水器具に設けられている排水トラップの封水は、下水から悪臭を防止するものです。封水を守り悪臭のない室内にしましょう。

◆高温の排水を多量に流さないようにしましょう。

[水道水の水質基準]

f)塩素殺菌について
1.なぜ浄水場で塩素が使われるようになったか?
・・・・1920年代までは日本の浄水場では緩速濾過システムという方法がとられていた。このシステムは簡単に説明すれば普通沈殿→緩速砂濾過→殺菌の3段階からなり、道原水を長時間沈殿することにより、粗い懸濁物を沈殿させ、その後5m/日というゆっくりとしたスピードで、砂濾過を行って残りの微小成分を除去するという方法である。
 ところが原水が汚濁し、アンモニア性窒素や酸化しうる有機物の量が増すにつれて、水中の溶存酸素(DO)が消費され尽くすことになり、有機物や鉄・マンガンを、酸化し無害なものにしていた好気性微生物が死滅してしまい、濾過能力も失われていってしまった。
 水質汚濁が進むにつれて緩速濾過システムは姿を消していき、それに代わって採用されたのが物理化学作用によって不純物を除去する急速濾過システムであった。
 このシステムでは硫酸アルミニウムなどの無機金属塩や石灰等の、凝集剤や凝集補助剤を使って汚濁物質を凝集させて早いスピードで濾過する仕組みである。
 そして最後に、細菌に対する安全を保証するためと、残存する細菌の死滅と配水管内での再汚染予防のために消毒が行われるが、これに塩素が用いられるのである。
 また1950年代に発生した水酸化マンガンによる「黒い水」問題でも、その対策の一つとして塩素を原水に添加し、濾過池内で鉄・マンガンを酸化し除去する前塩素処理が広く取り入れられるようになった。さらに環境汚染による水質悪化が高まる1960年代に前塩素処理は多用されるにいたった。
 また下水処理水やし尿処理、有機廃水の河川への混入により、アンモニア性窒素や細菌類の濃度が高まり、アンモニアを硝酸化しうるのが塩素だけという理由もあったが、鉄・マンガンの除去や藻類の悪臭味除去も兼ねていた。その他塩素が用いられる大きな理由は、コストが低いということや、水中に残留することにより消毒効果が長続きするということなどが挙げられる。

2.塩素注入の危険性
・・・・前回述べたトリハロメタン生成の原因になっているほか、配水管の腐食にも影響をもたらし、水、漏水を増加させている。

3.残留塩素に対する規制
・・・・残留塩素とは、浄水場での消毒のため添加した塩素が水道水に残り、未だ滅菌作用がある塩素をいう。日本では水道法施行規則によると「給水栓における水が、有機残留塩素を、0.1ppm(結合残留塩素の場合は0.4ppm)以上に保持するように塩素消毒をすること」と残留塩素の下限を決めている。
 この値に対し実際には少ない都市で4倍、多い都市で13倍の塩素が含まれた水が供給されている場合もあると云う。
 これを世界的にみると、米国では0.05〜0.1ppm、フランスでは0.1ppm、西独のハンブルグでは多くて0.5ppmといづれも日本とは違いきびしい数値になっている。


g)水槽内汚染物
1.藍藻類
藻類の中で最も下等なもので、薬品や汚染に強く至る所の水域に存在しています。この類の多くは水に異臭味を与えます。

 オッシラトリア:汚染に強く、汚水溝や冷却塔等にもよく繁殖し、カビ臭、スライム形成、濾過池の閉鎖、コンクリートの腐食をひきおこします。

 アナベーナ:水にカビ臭や緑色を与えたり、毒性物質を生産します。

 ミクロキスティス:俗にアオコとよばれ、初夏や秋の富栄養化した封鎖水域に異常繁殖します。古城の外堀の水が夏季緑色になるのはこのためです。
2.珪藻類
種類、量が多く、分布も広く障害の原因も多い水中微生物です。細胞膜は強固で、黄褐色を呈します。また二分裂増殖を行う点が特徴です。増殖には日光を必要とし、春秋には異常繁殖して障害をひきおこします。

 キンベラ:河川、湖沼の底質に好んで繁殖します。スライム形成し、砂濾過を障害します。

3.緑藻類
種類や大きさもさまざまで、異臭味(魚臭)を出すものや、スライム形成など障害をもたらすものもあります。

アオミドロ:流れの緩やかな川岸や水田などに繁殖し、増殖には日光を必要とします。

テトラスポラ:寒天質に包まれた群体をつくり運動性に欠けます。塩素消毒に強くまたスライムをつくります。

■上記の藻が水槽内に繁殖するのですが、受水槽に比べ高架水槽は、直接日光を浴びてしまうので、1・2の藻の繁殖の進行は高架水槽の方が、受水槽に比べ早いといえます。

h)おいしい水の条件とは
■「水がまずくなった」、「おいしい水が飲みたい」との消費者の要求が高まるとともに、健康志向とあいまって家庭用浄水器やボトルウォーターの需要が急速に伸びています。ボトルウォーターや家庭用浄水器が爆発的に売れるようになったきっかけは、トリハロメタン問題のように水道水の安全性に不安があったことや、かび臭で水がおいしくないこと、さらには受水層や水道管の不十分な管理が原因で発生する赤水に対する不快感が主要な原因といえます。
 水をおいしく感じるか、まずく感じるかは個人差によるところが大きいのですが、中でも水温は最も大きな影響因子と言われています。特に大都市の水道原水は表層水を利用していることが多く、夏季には水温が25℃以上になります。このように水温の高い水道水が家庭に給水された場合には、生暖かくまずく感じます。一方、井戸水や湧水は年間を通じて水温が15℃程度で一定していますのでおいしく感じます。
 次に、水がおいしく感じる条件で大切なのはミネラル(カルシウム)や遊離炭酸などの成分が適当に含まれているということです。ミネラルやカルシウムなどは水が自然界を移動する過程で土や岩から溶け出します。
 一方、水道水をまずくする影響因子はかび臭と塩素臭です。一般家庭で水道水のかび臭や塩素臭を取り除くには浄水器を使用することをお奨めしますが、塩素臭のみの場合は水道水を煮沸するだけで取り除くことができます。
水質基準の改正と水道システムの変革
■水道の現状が厳しいのは世界各国で共通しており、国際的にもWHO、米国EPA等では有害微量化学物質を中心とする水質基準の見直しがされています。わが国でも現状に的確に対応し、将来に渡って信頼できる安全でおいしい水道水を給水することを目途として、厚生省では平成4年12月に水質基準を改正しました。これまでの水道水質基準の基本骨格は昭和32年に制定され、以来30年ぶりの改正となりました。本改正で基準項目は26項目から46項目に大幅に拡大強化されており、今回の改正の特徴の一つは、水道水に求められる基本的要件をもとに基準項目が二つに分類されていることで、安全性、信頼確保のために「健康に関する項目」が設定され、生涯にわたり連続的な摂取をしても人の健康に影響が生じない、安全性を十分に考慮した29項目についての基準値が設定されました。また、水道水源の汚濁状況が進行した場合を想定し、現在では水質基準を必要としないが将来的には必要とされるものに関しては、監視項目として示し低沸点有機化学物質、重金属、消毒副生成物、農薬等26項目について指針値示されました。これによって水道の水源と施設整備のあり方が変わってくることになります。
 すなわち、水道原水の現状が新水質基準をみたしていない地域では、基準を満たせるよう水源保全対策を進めるとともに、浄水場では現在の浄水処理プロセスを改善する必要があり、江戸川の下流から取水しているために、これまで水質に対する苦情の多かった東京都金町浄水場では、昨年からオゾン・活性炭処理を現状の処理システムに付設しましたが、異臭味に対する苦情が減少し、THM等の微量有害化学物質の低減効果も著しいことから給水区域住民の評判は上々です。






給排水のメンテナンス
●給水管の水漏れ
●排水管の水漏れ
●排水管のつまり
●給水ポンプの故障
●給水機器・自動制御の故障
●受水槽の清掃、消毒
●高架水槽の清掃、消毒
●汚水、汚物槽の清掃、消毒
●排水ポンプの自動制御の故障
●給排水ポンプのオーバーオール
●水質検査
●定期点検



空調・換気のメンテナンス
ビル室内環境を快適に維持することを長期的にサポートします。
●エアコン換気フィルターの清掃
●熱交換器の高圧洗浄
●エアコン冷媒、制御機器の定期点検
●送排風機のベルト・プーリーの点検
●厨房グリスフィルターの消掃



電気のメンテナンス
最近のOA機器導入増加のエネルギー源となる電源設備は信頼性が要求されます。
●定期点検
 ○外観点検
 ○機能点検
●絶縁抵抗試験

電気設備
(1)分電盤の回路には行先を表示する。
(2)適正なアンペアを契約する。
(3)たこ足配線はやめる。
(4)照明の明るさ暗さは、目の健康ばかりではなく、勉強、仕事あるいは家事の能率にも影響するので目的にあった明るさにする。
(5)照度が低下した器具は速やかに取り替える。

部屋の大きさにあった適当な照明


照明の基準はJISZ9110に決められています。
住所と事務所は下記のとおりです。


非常用の照明装置
1.非常用の照明装置とは?
2.非常用の照明装置の定期検査は何を行うか?
火災や地震等の災害時に正常に機能するように規定の明るさ、非常用の電源等の性能検査、または外観検査をします。  改善個所がある場合は。修理、改善等のアドバイスを行います。
3.非常用の照明装置の常日頃の手入れと注意事項
非常用の照明装置は、防災設備であり、火災時等に有効に機能するように常日頃の維持管理が必要です。

手入れと注意事項
◆白熱電球、けい光灯の球の清掃、また、球がはずされていないか注意して下さい。
◆光源からの光を遮る物が置かれていないか注意してください。



防災のメンテナンス
ビルを安全に維持するための防災機器は万が一の場合に備えて、定期点検を行い、非常時に確実に作動する必要があります。
●定期点検(機能・外観・作動試験・総合点検)
 ○自動火災報知設備
 ○非常警報
 ○屋内消火栓
 ○非常灯
 ○誘導等
●消防署への各種定期点検報告書作成・提出
 ○消防設備等点検結果報告書
 ○防火対象物定期点検報告




ガス設備
 
 



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